当会について

1.非行・犯罪の問題に取り組む臨床家ネットワークとは何か

当会が何をしようとしているかを一番よく表わしているのは、以下の設立趣旨です。

このネットワークは、非行や犯罪の問題を抱えた子どもや青年、成人との個人心理療法、集団精神療法、あるいは各種施設における治療や処遇、または養育に取り組む臨床家が、それぞれの仕事について振り返り、孤立を防ぎ、相互の仕事について知り、非行や犯罪の問題の臨床心理学的理解を深め、非行・犯罪領域の問題や課題を話し合い、あるいは協働するためのプラットフォームとなることを目指し、もって心と社会の安心と安全に寄与しようとするものである。

当ネットワークはこの趣旨のもとで、以下のような活動を行っています。

・研修会や事例検討会
・交流会
・相談機関の名簿作成と紹介
・非行や犯罪からの回復についての社会的啓発

参加しているのは、非行・犯罪の問題に直接に取り組んでいる臨床家、日頃の臨床活動の中で非行・犯罪に類する問題に関わることのある臨床家、あるいはその周辺領域で活動されている専門家(弁護士や教師など)です。

2.参加方法

ネットワークに参加を希望される方は、以下の内容をご記入の上、メールにてお申し込みください。

(1)お名前
(2)ご所属
(3)領域(司法矯正保護、福祉、医療、教育など)
(4)職種(心理、ワーカー、医師、大学教員など)
(5)資格
(6)メールアドレス

なお、ご参加いただける方は非行・犯罪の問題に取り組んでいる心理職、福祉職、医療職の専門家の他、その周辺領域の専門家(弁護士や教師など)です。大学院生の参加は受け付けていませんが(社会人院生を除く)、担当しているケースでこうした問題があるなどの事情がある場合にはご相談ください。

3.世話人の構成

当ネットワークでは理事、役員といった名前で呼ばれてる立場を世話人と呼んでいます。現在の構成は以下の通りです。

代表:工藤晋平(名古屋大学・心理療法室ともしび)

副代表:下郷大輔(作新学院大学)

事務局:淺田慎太郎(たちメンタルクリニック・NPO法人風の家・神戸松蔭女子学院大学大学院)

会計:中川嘉子(島根あさひ社会復帰促進センター)

監査:野口千里(大手前大学)